平成15年8月5日
管理者養成基礎コース 第577期
株式会社 昭和企画
有賀 寛朗 訓練生総評
派遣責任者
代表取締役 榎本和男
第1講師 西山 彬、第2講師 滝沢 彰
記
1、「全てに力強く!信頼度UP]を朱書きしたプレートを右胸に付けて、必死に取り組んだ中盤以降です。
2、序盤は“なんで今さら自分がこんな訓練”と言いたげな、固い表情を見せていました。
3、“本当に利口な人は馬鹿になれますが、小利口な人は馬鹿になれませんね〜”と事例を挙げ説明し、形振
り構わぬ必死さを求めて生きました。
4、加えて、人間の持つ“表情”についても、礼儀解説を通して理解を深めさせました。その人の心の有り様
がストレートに表情に出ること。その表情を見て、他人はその人を判断する事。その際の第一印象は、そ
の後70%近く不変である事等々。
5、能力的には班内でもトップクラスの人でしたが、「この位で、この位は」といった、スマートにこなそう、
汗と涙は自分には…、といった隠れた思いが邪魔をしていました。
6、「能力的には一番ある人だと思いますが、何故その貴男が苦戦するか。それは泥まみれになる勇気が不足
しているからですよ」と班友の前で告げたのは、中盤戦に入ってからです。
7、更に“管理者の条件”の座学を通して、高学歴、高学力、高知力と具体例を交えて掘り下げ、併せて“行
動力論争”解説で、仕事への情熱を含めた“使命感”が無ければ人の心は動かないし、信頼も生まれない
と理解させて行きました。
8、週版には端正な顔を朱に染め、涙を浮かべる姿が目に付くようになってきました。ある班友への一言アド
バイスを求めた際、“もっと必死さ、全力でやりますと言ったアピールが必要です”と言下に言い切って
おりましたが、別人の感がありました。
9、心残りは、そんな姿勢を定着させきれたか?となると、一抹の不安が残ります。相手によって接し方を変
えているのでは?といった思いが若干残ります。
10、別れ際、謙虚になる事、泥まみれになる勇気を持つ事と、釘を刺して送り出してあります。
11、決意3ヶ条はご自身の行動(約束事)です。信頼度を高める事をベースに作られた感があります。それ
だけに厳守させてください。必ず期待に応えてくれるものと確信しております。
ご派遣、誠に有難うございました。
以上
平成15年8月5日
管理者養成基礎コース 第577期
株式会社 昭和企画
山崎 貴和 訓練生総評
派遣責任者
代表取締役 榎本和男
第1講師 木内誠、第2講師 鬼沢一壽
記
1、気になったことは、いつも顔を横に曲げる姿勢・態度でした。動作もキビキビとしておらず、いつも班友
に後れを取っていました。又、発言する時も、下を向いて小さな声でボソボソと話すことが多くありまし
た。
2、そこで、動作、声の大きさ等も含めた姿勢・態度を管理者らしいものにする事を、指導の中心と致しまし
た。
3、姿勢・態度は毎日の基本動作の反復、並びに練習時に何回もチェックする事によりなおしていきました。
声も、練習時には常に全力で大声を出す様に要求しました。
4、又、自信を持たせる意味もあり、4日目の「審査開会宣言」で、敢えて訓練生代表宣誓を144人の訓練
生、10人の講師、8人の審査員の前で行わせる事にしました。
5、本人も、精一杯頑張りますと、力強く宣言してくれました。期待していたより、声は小さく、途切れ途切
れに話す部分はあったものの、見事これをこなしました。
6、これで自信を得たのか、中盤に入ると動きもキビキビとしたものになり、校庭を移動する時も先頭集団に
混じって移動出来るようになりました。そして表現力を要求される“道順”の審査では、13人いる班内
でもトップで合格しました。これで“やれば出来る”の自信も獲得することが出来ました。
7、訓練終盤は審査の中心となり、心理的にも追い込まれる苦しい状況の中、一つ一つの審査に全神経を集中
させ、全力で取り組んでいました。例え不合格に終わっても気持ちを切り替え、再び挑戦するするといっ
た過程の中で、最後まで諦めない強い意思を持つことができるようになりました。
8、訓練を通して、自分から逃げないで正面から物事に取り組む姿勢を身に付けました。会社に戻っても、何
事にも正面からぶつかっていく強い気持ちで日々の業務に当たっていく事を期待しております。
派遣有難うございました。
以上
詳しくは下記までお問い合わせください。
TEL 0587(36)3271
担当:石田保子
info@showakikaku.co.jp
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